競馬で高額配当を手にする為に必要な知識、多くの要素があります。
基本となるのは、一番人気が来なかった時には配当が大きくなりやすいという事です。
当然ではありますが、これは重賞レースになればなる程多かったりもするので、まずは抑えておきたいポイントです。
では、どういった時に一番人気が来ないのか、レースが荒れているのかを見ていく必要があります。
現代の競馬においては、一番人気の実力というのはほぼ間違いなく能力の高い馬が入る傾向となっています。
特に人気のある馬、例えば「ブチコ」の様な特別な馬ではない限りは正当な評価をされていると見て良いものでもあるわけです。
しかし、その馬が「好走する事が出来なかった」時が荒れるレースとなる理由です。
まず冬の時期というのは荒れやすい傾向にあります。
気温的な問題で調整が難しくなる事、また若駒のうちはソエを発祥したりもするので、能力が十分に発揮出来ないケースがあるという事が言えるのではないでしょうか。
また夏に入ると比較的一番人気は堅い傾向になります。
夏競馬の場合は、一番人気が飛ぶよりも、ヒモ荒れしている様で、秋に向かってる上がり馬の存在が荒れる要素になっている傾向にある様です。
秋から年末にかけては比較的本命馬は複勝圏内には来ている傾向にあり、仕上げて目標が明確になっているだけに一番人気馬は堅実に好走している傾向にある様です。
馬場状態としてはやはり重馬場等になれば荒れる傾向にあります。
また、コースでは長距離は比較的荒れやすい傾向もあります。これはやはり適正距離以上の距離を走る馬が有力馬だった場合には荒れやすい傾向が出てくる様です。
また、短距離も1400mの距離も荒れやすい距離となっています。
ここはマイラーとスプリンターが交錯する距離である上、距離が短いため展開一つで大きく結果が変わってしまう条件となる為でしょう。
条件戦ではハンデ戦はかなり荒れる傾向となっています。
ハンデ戦は能力に対して間違いないハンデを付けれるわけではないので、穴馬が来やすいレースと言えるでしょう。
新馬戦は比較的荒れずに本命決着が多く、素質馬や期待馬はすんなり上に上がる事が多い為でしょう。
基本的には条件戦は堅い傾向なのですが、オープンと条件戦を行ったり来たりしている馬が集まる1600万クラスあたりになると、上がってきた馬と下がってきた馬の実力差が図りにくくなる為か若干荒れやすくなっています。
これはあくまでも過去のデータから見た結果からの傾向ですが、そういった結果になった事には理由があるはずであり、その理由を考える事で荒れるレースがどういうレースなのかが分かってくるはずです。
当然荒れると思っていて荒れないレースもあるわけですが、その時はその時で荒れるレースは狙っていく方が当たった時は嬉しいものですし、大きな配当を掴み取る事が出来るわけです。
季節や条件によって競馬を見ていけば、自然と重賞ではないレースにも見どころを見つける事が出来ますし、それが馬券上達の道であり競馬を楽しむ秘訣にもなるので、一度改めて見てみてはいかがでしょうか。